地球を守りたい!~石油製品問題の解決を~
ゴミも温暖化も石油製品から。身の回りから始めましょう
一見きれいに見える江戸川。しかし、川岸に近づくと大変なことになっています。
プラスチックごみです。
江戸川に限らず、海でもプラスチックごみによる非常に切迫した環境汚染が起きています。そして、地球温暖化による世界の気候変動も深刻化しています。共通点は、石油製品が問題だということです。プラスチックごみによる環境汚染と、化石燃料の使用による温暖化は石油製品の使用を減らすことで改善します。
日本のスーパーやコンビニに、プラスチックのなんと多いことか。レジ袋だけの問題ではなく、可能なかぎり石油製品を減らしていくことが重要です。そのためには環境税を導入すべきです。石油製品には環境税を賦課し、紙や木製製品への税は減らす。これは消費税の増税を回避することにも繋がります。
日本は2018年6月にG7 シャルルボア・サミットで海洋プラスチック憲章に米国とともに署名しませんでした。この憲章は自国でのプラスチック規制強化を進めるものです。このような重要な憲章に署名しない日本。何を守るために署名しなかったのでしょうか。
日本の技術は素晴らしいものがあります。日本発の技術革新が起これば、世界の温暖化を救うのです。新たな道が広がるはずです。なぜこのような方向に日本は進まないか、不思議でなりません。
しかしまずは、身の回りのことから始めましょう。レジ袋の使用を減らし、できる限り、紙製品や木製製品を購入する。包装は簡素化し、緩衝用のスポンジや発泡スチロールではなく、紙類に変える。ごみを減らす。
その上で、国や企業がごみ減量・石油製品問題対策や技術革新に取り組むよう皆で働きかけていきましょう。小さな環境保護のための行動が大きな流れになり、やがて国や企業を動かすのは歴史上何度もあったことです。