統計は国の方向性を決める重要な資料です
2019.02.23
統計は国の方向性を決める重要な資料です。
2018年に発覚した、労働時間等総合実態調査の不適切な統計。裁量労働制による労働者は一般労働者よりも労働時間が20分程度短いとの内容。しかしこれは比較ができない違った質問を比較していました。
さらに賃金や労働時間の動向を把握する「毎月勤労統計調査」について、不適切な調査が平成16年から行われていました。
統計とは正確であることが前提で、これをもとに日本のかじ取りがなされるものです。政治は統計を正確に読み取り、政策を立て、国民一人一人の幸福を考え、日本の未来をより良いものにしていくものです。数字には一人一人の人生が含まれます。統計を作成する仕事に携わる方々には是非、忖度なく、正確なデータを取っていただきたいものです。