PCR検査体制も遅く、そして各種の給付も遅い日本
PCR検査 感染者が非常に多かった時期、本当に検査ができませんでした。
この状態で医療崩壊を食い止めることができたのはひとえに一人一人がしっかりと予防に徹したおかげです。
しかし再び感染が拡大したとき、医療も経済も余力がありません。
PCR検査にしてもいまだ手作業です。日本にはPCR検査を全自動でできる機器を開発した会社があるにもかかわらず、まだ採用していません。イタリアやフランスではすでに使用されています。
なんと遅いことか。
4月に感染が拡大したとき、何もできないことで非常に悩みました。保健所へのPCR検査が非常に遅いため、自ら検体を採取し、保健所へ届けたりしましたが、個人での対応では対処できない問題でした。
そこで葛飾区医師会長に、医師会で何とかPCR検査センターができないかお願いしたところ素早く対応していただきました。葛飾区には区議さんを通じ、区長さんにPCR検査のための場所の提供をお願いできないかとお話ししました。その結果その日の夕方にはセンターの立ち上げが決まり、翌週にはセンターを開設できました。本当に素早い対応でした。政府ができないことでも、現場でしっかりと対応すればできることがあると実感しました。
政府内ではこのような素早い対応をすることができないのでしょうか。
このコロナ危機、経済も立て直すため、素早い給付が必要な時、委託のための莫大な費用と進まない手続き。
何とかできないでしょうか。素早い政治的対応が必要です。