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東京の葛飾から政治と政策を考える医師。子供たちの未来のため今やるべきこと。

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変わらない日本の感染対策

変わらない日本の感染対策

なぜ一年半経っても感染対策がかわらないのか。
新型コロナ感染が世界で拡大し始めた昨年3月、検査を無差別にやるべきではないという専門家の意見を聞いた。
しかし一見通常の風邪症状とほとんど変わらないこの新型コロナ感染を一般開業医はどのように選別して検査を行うか、不可能であった。そして今も同じである。
まずコロナ感染があるかないかが、医療だけではなく経済活動にも最優先事項である。
そうであるなら、
1,まず新型コロナ感染の有無が全ての出発点であり、検査が出発点である。もっと検査のみ迅速に行えるセンターが必要である。

2、そして、ワクチン接種、ワクチンの供給をいかに迅速に行うかが鍵。未だ何故かワクチンの供給が少ない。どこにワクチンがあるのか。

3、さらに重症者の入院医療機関がないなら、重症者センターを立ち上げる。医師、看護師は公募する。
医師会会員だけが医師ではない。広く公募すれば必ず集まるはず。

4、酸素ステーションという名前はおかしい。酸素が必要なら、中等症以上の状態であり、入院施設。

5、効果がまだ治験中のイベルメクチンは安価で、30年使用されて、内服薬で、軽症者の重症化を防ぐ効果が期待されている。治験希望者を募り、早期に効果を判断する大規模治験を政治主導で行うべきである。

6、抗体カクテル療法が脚光を浴びているが、軽症者全員にできる治療ではなく、高額な治療で、点滴でのアナフィラキシーの危険もある。治療薬の確保は重要だが、
安価なイベルメクチンなどの効果の判定も同時に行うべき。

昨年より訴えてきたことが残念だが、どれも政府は実行できていない。

変わらない日本の感染対策を変えたい!

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いのくち幸子

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