緊急事態宣言は解除されても気を緩めることなく予防に徹して!経済を回復させましょう
新型コロナウイルス感染がようやく収束に向かい、緊急事態宣言が解除され、明るい兆しが見えてきました。
企業の倒産や解雇、減収などの落ち込んだ経済の立て直しと再度の感染拡大の防止が今後の課題となります。
1月にはすでに日本で感染が確認されれおりましたが、2月に感染地域からの多くの団体旅行者が放置され、感染拡大につながりました。特にたった一人の感染者から3711人中712人の感染者そして、13人の死亡者を出したダイアモンドプリンセス号の事例では「密集、密閉、密接」の三密がいかに危険かを知らされました。
この船の環境調査から感染者周囲からは浴室内トイレ床39%、枕34%、電話機24%、TVリモコン21%、でウイルスが検出されました。接触伝播の可能性を考慮し、これらの物品は適切に清掃・消毒・洗濯が重要です。ウイルスは飛沫だけでなく、糞便中からも検出されています。
感染者の80%が無症状ないしは軽症者であり、今後の感染防止はやはり人との接触を避けることが重要で、緊急事態宣言が解除になっても、3密を避ける努力が必要です。
医療的な課題
感染者をより速やかに診断することで、いったん減少した感染者数を再度増加させないよう、検査体制の強化を図ることが重要です。新型コロナウイルスは「第2波・第3波」が来る危険性も強く言われており、検査の強化は「状況の再変化」を発見するためにも重要なのです。
これまでの 厚労省、都道府県、地方衛生研究所、区市町村の保健所という縦割りの非効率的な検査体制を見直し、スピード感をもって感染者を把握すべきです。地域PCRセンターの設置も各地区医師会を中心に開始しておりますが、よりいっそう速やかな運用が望まれます。
経済の課題
緊急事態宣言が発令され、倒産、休業、解雇、減収などで多くの方が苦しい経済状況となりました。様々の経済支援策が出されたものの、申請が非常に煩雑なものもあります。しかし、一人一人が自分に当てはまる給付を見逃さずに申請しましょう。
そして経済を回復させるのです。新型コロナウイルスは人の命を奪いますが、大不況もまた人の命を奪います。給付を受けることは経済を回復させる道ですから、ためらわずに申請してください。