消費税を考える。皆さん消費税本当にわかっていますか
皆さん消費税のことをわかっていますか?
これまで全ての買い物に消費税が付加されて、皆さんは消費税を支払っていますね。しかしその消費税のうち、納税されたのは50%以下でした。
驚きです。
時の政権、自民党、民主党、そして自民党政権は税収を上げ赤字財政を改善するため消費税を増税してきました。しかしこの状態を改善することなく、増税してきたのです。
年間の売り上げが1千万円以下の事業主は消費税の納税義務はありません。消費税を上乗せして売っても消費税を払わなくても良い仕組みが続いています。
消費税を納めなくても良い事業主にとって、消費税は取るが、納めなくても良い益税となっています。益税問題の解消にインボイス制度が導入されたと言っても良いでしょう。これまで売上1,000万円以下の小規模事業者・個人事業主は取引の際に預かった消費税を納税する義務がなく、手元に残しても良いとされていました。この”益税”と呼ばれる、本来納められるべき税金が事業者の利益になっている状態が以前から問題視されていました。
中小企業、個人事業者の多い日本で保護のために免税されてきました。
しかし結果的に消費税は納税額予想の半分にみたない状態となり、税収を上げるため消費税増税が繰り返されてきました。30年間で3%から10%に。さらに面倒な軽減税率が加わり、現状は全ての国民に大きな負担がきました。
3%、5%の時、国民に説明をし、平等な税の仕組みにしておけば、8%、10%に税率を上げる必要はありませんでした。そして小規模事業主への負担もここまで大きくなかったと思います。
消費税を導入し、税率を上げてきた時の政府が中途半端な、仕組み不平等な制度を続けてきたことが問題です。
8%、10%の税率が混在し、各事業者の納税のための事務作業等は本来の事業経営の時間を奪うものでもあります。
税の基本はシンプルにそして平等にを優先的に考えていけば国民全員の利益に繋がります。