国産ワクチンは出遅れていても今後も開発に力を入れるべき
国産ワクチンは出遅れていても、開発を引き続き継続し、次のステップに備えるべき
mRNAワクチンが主流となり、いち早く完成した、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ製のワクチンの接種が進んでいる今、国産のワクチンが脚光を浴びることがない
しかし、変異株が次々と現れて、感染力が強まっている今、3回目の接種がアメリカで始まろうとしている。これが感染予防にどれだけ効果的かはまだわかっていない。
新型コロナのワクチンには大まかに
1、生ワクチン
2、不活化ワクチン
3、DNAワクチン
4、RNAワクチン
5、ウイルスベクターワクチン
このうち従来の製造方法の生ワクチンや全粒性の不活化ワクチンは理論的に12種類の新型コロナのタンパクに対する抗体ができる。mRNAワクチンは1種類のスパイクタンパクに対する抗体のみである。
上記のどのワクチンがもっとも長期にわたって効果を発揮するかは今後の検討にかかっており、国内メーカーは今後も不断の努力をしていただきたい。そのために国は大学や製薬メーカーに財政的支援を充分行うべきである。
上記ワクチンのいづれかが定期接種として使用される可能性もあると思われる。
これまでの感染症への実績を考えれば、従来の製造方法も重要である。